忍者ブログ

月明りの下で

SilverRainのキャラクター+αによるブログです。知らない方、なりきりが苦手な方は戻ることをお勧めします。

[18]  [17]  [16]  [15]  [14]  [13]  [12]  [11]  [9]  [8]  [7

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

崩壊の足音。

??月??日 天気…曇

コォォォォォォ…
空を翔ける金属のとり。
頭と、胴と、尾と、翼。中身は空っぽ。

その中にわたしはいた。
隣には優しいお母さんと、ちょっと厳しいお父さん。
間に挟まれて、懐かしい故郷を目指す。

とく、ん。
ときどき、原因のわからない疼きに誘われる。
まるで、わたしの中で知らない何かが蠢いているよう。
気付いて、と。
見て、と。
そう、語りかけるように誘う。

でも、私はその疼きから目をそらして、別のものを見る。

時間の流れが見えない。
動いているのに、止まっているようで。
いつまで経っても、明るさが変わらない。

…それでも、きっともうすぐ会えるよ。
わたしのもうひとつの故郷に。

がく、ん。
静かだった空間が、にわかに騒がしくなる。
動かなかった空間が、大きく揺れ動き始める。

丸くくりぬかれた瞳から、青い空と赤い火のコントラストが見えた。
ごうごうと、聞こえもしないはずの音すら聞こえる気がした。
翼を焼かれたとりは、苦しそうにもがいていて。
足を無くしたヒトは、行く末を祈り。
わたしはただ、いろいろなものが奏でる音の中にいた。

不意に、目の前が暗くなると…
音すら、聞こえなくなった。

ぱちぱち、がしゃん。
暗くなったと思ったら、今度は明るくなった。

騒がしい。
似たような服を着た人がたくさんいる。
わたしの傍にもいる。
何か話しかけられている気がする。
でも、声が出ない。

あちこちが痛いのに、すぐに痛みは和らいでいった。
温かくて、優しい感覚に抱かれながら…
わたしは、もう一度目を閉じた。

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする:

空の日記 #02 HOME 期末テストの結果~アルエット偏~

カレンダー

09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新コメント

[12/08 夢洸 HIGT GO!]
[09/26 フランチェスカ]
[09/26 兄貴]
[09/25 フランチェスカ]
[09/25 兄貴]

ブログ内検索


忍者ブログ [PR]
template by repe