月明りの下で
SilverRainのキャラクター+αによるブログです。知らない方、なりきりが苦手な方は戻ることをお勧めします。
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音と色のうたううた。
アルエット・フィーネ。
彼女のファーストネームは…。
フラン:「フィーネ様」
アル:「ん? 何かな」
夜分遅く、フランチェスカはアルエットの部屋を訪れた。
どうしても気になることがあったようだ。
フラン:「君はフィーネ様で間違いない…な?」
アル:「うん、そうだケド…。どうかしたの?」
フラン:「君は、本当にフランス人か?」
その言葉を聞くと、少し怪訝そうな表情を浮かべるアルエット。
それも当然だろう。…最近会ったばかりの人物に、いきなりそのようなことを言われては。
アル:「一応、生まれはフランスで間違いないケド…」
フラン:「…そうか。すまない、おかしな事を聞いた」
アル:「どうして、そんなことを聞くのかな?」
フラン:「…いや、何となくだ。気に障ったなら謝る。すまなかった」
そう言うとフランチェスカは踵を返し、自分の部屋へと戻っていった。
後に、不可思議な表情を浮かべたアルエットを残して。
…そして、フランチェスカの自室。
フラン:「彼女は、フィーネ夫妻の忘れ形見か…? どう思う、リッツ」
リッツ:「…」
サキュバスたるポルヴェリッツァータは話さないものの、フランチェスカにはその意思が伝わる。
人目につかない時間帯、フランチェスカは時折こうして話し合いをしている。
フラン:「…いずれわかるか。今はただ、静かに時を待つとしよう」
リッツ:「…」
静かな夜、藍色の夜。
彼女達の物語は、静かに廻り始めた。
アル:「ん? 何かな」
夜分遅く、フランチェスカはアルエットの部屋を訪れた。
どうしても気になることがあったようだ。
フラン:「君はフィーネ様で間違いない…な?」
アル:「うん、そうだケド…。どうかしたの?」
フラン:「君は、本当にフランス人か?」
その言葉を聞くと、少し怪訝そうな表情を浮かべるアルエット。
それも当然だろう。…最近会ったばかりの人物に、いきなりそのようなことを言われては。
アル:「一応、生まれはフランスで間違いないケド…」
フラン:「…そうか。すまない、おかしな事を聞いた」
アル:「どうして、そんなことを聞くのかな?」
フラン:「…いや、何となくだ。気に障ったなら謝る。すまなかった」
そう言うとフランチェスカは踵を返し、自分の部屋へと戻っていった。
後に、不可思議な表情を浮かべたアルエットを残して。
…そして、フランチェスカの自室。
フラン:「彼女は、フィーネ夫妻の忘れ形見か…? どう思う、リッツ」
リッツ:「…」
サキュバスたるポルヴェリッツァータは話さないものの、フランチェスカにはその意思が伝わる。
人目につかない時間帯、フランチェスカは時折こうして話し合いをしている。
フラン:「…いずれわかるか。今はただ、静かに時を待つとしよう」
リッツ:「…」
静かな夜、藍色の夜。
彼女達の物語は、静かに廻り始めた。
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